コンセプト・こだわり

歯並びと咬合をしっかりと行うことを矯正専門医は重視します。それは大切なことですが、矯正治療が終わった方がこの隙間何とかなりませんか？と審美歯科を訪ねます。矯正する前は、隙間ができるなんて想像してなかったとの声が多いのです。術前術後のシュミレーションができるインビザラインでは、絶対なくなるとはいえませんが、歯を並べただけで終わらずに済むシステムを私たちは手に入れたのです。

インビザラインで要求されるIPRと呼ばれる隣接面の削合は0.1ミリ単位。0.2ミリから0.5ミリが一番多い訳ですが、元々削ることがためらわれる作業に対し、精密審美歯科治療と同じ8倍の拡大鏡で削合することはお分かりにならないかもしれませんが、価値のあることなのです

矯正専門医と私を比べた場合、矯正治療は専門医で行った方がいいだろうということは、直感的に分かることです。

しかし、インビザライン矯正システムでは、何年もかかる矯正医が習熟した歯を動かす技術がマウスピースにとってかわられ、今まで必要のなかった削りなれていない歯を削るということを求められ、さらにパソコンで３Dシュミレーションソフトを使いこなすことが求められます。

私は、これらのことや審美歯科で前歯の微妙な形状の変化で見た目の美しさが変わる世界での知識が生かせることから、インビザラインに積極的に取り組んでまいりました。

大人のインビザライン矯正希望の方は金属を白い歯にしたい、この歯の色や形が気になるから一緒にやり直したいなどの希望が多くみられます。更には、インプラント治療と組み合わせとなることも。ここまでの守備範囲を含めた治療計画の立案ができることが、当医院の強みです。

インビザラインの特徴である、来院頻度が少ないことや術前術後のシュミレーションができるインビザラインだからこそできる治療スタイルなのです。